クリスマスプレゼント
12月26日
仕事をしに会社へ向かった
通勤に使う電車は
いつも空いていて
大抵座って乗って行ける
今日もいつものように
ぼうっと窓の外を眺めながら
電車に乗っていた
わたしの斜め向かいに
白髪の上品な初老の女性が座っていた
ふいに目が合った
「ねぇ、あなた、、、とってもかわいらしいわね」
普通なら
突然声をかけられて
そんなことを言われたらびっくりするだろう
でも
その時はすごく自然に
今まで会話していたかのように
すっと私の脳は事態を受け入れていた
「あなた、自信を持っていいのよ
とってもすばらしいわ、とってもチャーミング」
「あ、ありがとうございます」
と、やっと返事をかえしたと同時に
私の目から涙がポタポタ落ちて来た
その人は、それもごく自然な表情で受け止めていた
わたしはしばらく泣いてしまった
2駅ほど通過して
その人は降りて行った
「あなた、本当にかわいらしいわ、自信を持つのよ」
と最後に言って去って行った
わたしは「はい、ありがとうございます」
と返してしばらく泣いていた
普通だったら
なんだか気持ち悪いと思うかもしれないけれど
この1年、空回りばかりだった私にとって、
すべてを肯定してくれたかのように感じたのだ
本当に自信をなくしていた
歳を重ねるごとに
それはプレッシャーになっていく
美人なわけでも
器用なわけでもなく
運動神経もないし
性格が良いわけでもない
料理も上手じゃないし
どちらかといえばだらしない
「それでも、あなたは大丈夫。価値のある人間です」
と、言われたような気がした
(まぁ、人はこうして宗教とかにハマルのかな、とか思う自分もいたりもする)
こんな状況
今まで生きて来て出くわしたことがあるはずもなく
ただただ満たされた気持ちになることができた
これは神様からのプレゼントだったのかな
なんて思った今日このごろ、
年の瀬です
※写真は12/23に横浜の山手西洋館に行って撮影したものです
仕事をしに会社へ向かった
通勤に使う電車は
いつも空いていて
大抵座って乗って行ける
今日もいつものように
ぼうっと窓の外を眺めながら
電車に乗っていた
わたしの斜め向かいに
白髪の上品な初老の女性が座っていた
ふいに目が合った
「ねぇ、あなた、、、とってもかわいらしいわね」
普通なら
突然声をかけられて
そんなことを言われたらびっくりするだろう
でも
その時はすごく自然に
今まで会話していたかのように
すっと私の脳は事態を受け入れていた
「あなた、自信を持っていいのよ
とってもすばらしいわ、とってもチャーミング」
「あ、ありがとうございます」
と、やっと返事をかえしたと同時に
私の目から涙がポタポタ落ちて来た
その人は、それもごく自然な表情で受け止めていた
わたしはしばらく泣いてしまった
2駅ほど通過して
その人は降りて行った
「あなた、本当にかわいらしいわ、自信を持つのよ」
と最後に言って去って行った
わたしは「はい、ありがとうございます」
と返してしばらく泣いていた
普通だったら
なんだか気持ち悪いと思うかもしれないけれど
この1年、空回りばかりだった私にとって、
すべてを肯定してくれたかのように感じたのだ
本当に自信をなくしていた
歳を重ねるごとに
それはプレッシャーになっていく
美人なわけでも
器用なわけでもなく
運動神経もないし
性格が良いわけでもない
料理も上手じゃないし
どちらかといえばだらしない
「それでも、あなたは大丈夫。価値のある人間です」
と、言われたような気がした
(まぁ、人はこうして宗教とかにハマルのかな、とか思う自分もいたりもする)
こんな状況
今まで生きて来て出くわしたことがあるはずもなく
ただただ満たされた気持ちになることができた
これは神様からのプレゼントだったのかな
なんて思った今日このごろ、
年の瀬です
※写真は12/23に横浜の山手西洋館に行って撮影したものです
by nukiwo
| 2011-12-27 06:14
| 写真